ブログを更新しなくなったこと
この数ヶ月、ブログ更新をめっきりやらなくなった。
一つには、Yahooの知恵袋というものを知り、そのクラシック音楽の質問に回答するのが面白くなり、6月から9月くらいにかけてすっかりハマったこともあったが、こちらも10月後半から飽きてしまって遠ざかっているので、ネットでのコミュニケーションに飽きてしまったということもある。
また、もう一つには、メタボリックシンドロームという少々基準があいまいながら、健康診断の各種指標を見るとやはり無視できない過剰な体重を食事と運動によって減らしていくのに「凝って」おり、そちらが面白く、また運動疲れで夜更かしも減ったため、パソコンに向かう時間が減ったこともある。
この間、母方の従姉の夫君が、10月25日(日曜日)の朝日新聞のオピニオン(耕論)日本農業を強くする で、記者の取材を受けて顔写真入りで大きく登場したというようなこともあり、実家に伝えたりもした。
さて、運動といっても、メタボ対策で少し流行になっているウォーキングというもので、通勤の往復に、一駅手前の駅で乗り降りして、片道約2kmずつ歩行時間を増やし、また仕事の昼休みに、近所の巨大スタジアムの周囲を往復を含めて約3km歩くようにして、以前に比べて一日約7kmは確実にエクササイズに相当する歩行を増やした。また、土曜、日曜日にも近所の堤防道路や森林公園をつとめて歩くようにしている。そのためにOMRONの Walking Styleという1週間のメモリ付きの歩数計、スーパーがシューズメーカーと共同開発したという廉価なウォーキングシューズ(黒の合成皮革なので通勤にも使える)を買い求めたりもした。
その効果もあり、臀部と脚部はスラックスがゆるくなるほどにスリムになった。だが、腹回りが思ったよりも減らない。少しきつくなっていたスーツの腹部がすんなりと前ボタンが留まるようになったことで、確実に腹囲も減ってはいるのだが、85cmを下回るまでにはいたっていない。体重は昨年の今の時期に比べて8kgは確実に減ったのだが。まだ、職場の人間ドックの呼び出しが来ないので、他の数値がどうなっているのかが気になるところだ。
ブログから遠ざかっている時期、あまり本も読めなかったが、故・加藤周一の「羊の歌」「続・羊の歌」を読み直し、ちくま文庫から出ている「日本文学史序説 上、下」に取り掛かったが、これが面白い。文学史とはいいながら、思想史、宗教史、文化史でもあり、虫食い状態で蓄えられている知識が、世界的な広い視野から整理し直されるような快感がある。
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更新頻度が間遠になっておりましたので、案じておりましたが、健康でウォーキングに熱中しておられる様子、何よりです。加藤周一さんの岩波新書『羊の歌』『続・羊の歌』は懐かしいです。当方、学生時代に読みました。ぜひ再読してみたいものです。『日本文学史序説』まだ読んだことがありません。希望リストに控えておきます(^_^)/
投稿: narkejp | 2009年11月12日 (木) 19:26
narkejpさん、今晩は。コメントをありがとうございます。
この数年、日記のように書いてきたこのブログですが、習慣のようにパソコンを立ち上げなくなったこともあり、次第に面倒になってきたようです。
加藤周一『日本文学史序説』は、以前、弟に単行本で出ている頃に買って贈ったのですが、今は文庫本(といっても一冊1400円の2冊組みですからハードカバー並みです)でしか書店にはないようです。逆にその分、気気軽には読めます。漢文の返り点などに悪戦苦闘することもありますが、結構楽しめています。
投稿: 望 岳人 | 2009年11月15日 (日) 21:21