ようやくメタボリックシンドローム該当から外れた
昨年2008年の11月の人間ドックで、見事初年度のメタボリックシンドロームに該当すると判定され、特定保険指導の積極的支援を2月から半年受けたのだが、その期間はあまり目立った効果はなかったのは、何度か書いた通り。
しかし、先週の金曜日、人間ドックを受診したところ、昨年に比べて大幅な数値の改善が見られた。
体重は9.1kgの減少で、BMIは26.6から23.4まで下げることができた。
腹囲も自分で何度か巻尺で測ったときには85cmのメタボ基準を下回ることがなかったのだが、測定者の手馴れた測定では、昨年よりも何と6.9cmも細くなっており、めでたくメタボの第一関門をクリアできたことになった。
血圧も拡張期が85以下となり、中性脂肪も半減。
悪玉コレステロールも正常値内で、善玉コレステロールも正常値の範囲。
空腹時血糖値とHbA1c(糖化ヘモグロビン、ヘモグロビンA1c:過去2ヶ月の血糖値の状態を示す指標)も正常を示した。(これは昨年も異常値ではなかったのだが。)
肝機能を示すGPTやγGTPも昨年は少し正常値を上回っていたが、正常値に復帰した。これには、アルコール飲料を飲む量や回数を相当減らしたことも効果があったものと思われる。
ただ、尿酸値が思ったより下がらず、未だ6.9mg/dl以下の正常値に復帰できていないのが残念なところだ。
腹囲が大幅に下がったのには驚いた。朝から朝食、水分抜きで、用便後(というのは昨年と同じ条件)ということもあるようだが、数字としてここまで細くなっているというのは、予想外だった。ズボンの腹回りが相当ゆるくなったので、細くなった実感はあったのだが、どうも巻尺で自分で測る腹囲測定では85cmを切ることがなかったので、少し釈然としない。昨年も今年も、人間ドックの測り方が腹囲の測り方のガイドよりも甘いということも考えられるので、これには少し注意しておきたい。
昨日も外出して1万歩歩き、今日は少しはりきって1万5千歩ほど歩いたように、いわゆる食事の制限であるダイエットよりも、有酸素運動(正しい意味でのエアロビクス)を自覚的に生活習慣に取り入れたエクササイズの効果が大きいように思う。この2ヶ月間はほとんど毎日1万歩以上のウォーキングを続けていることになる。
最近、体重の減りが停滞し、腹囲の減少が少ないことで、停滞期かと気にして調べたところ、エクササイズによって体力が付いた体では、以前の面白いように体重が落ちたころの運動不足の身体と違い、同程度の運動では心拍数(脈拍)の上昇(運動強度)が上がらないため、体への負荷が軽くなってしまっていて、体重が減るまでの運動になっていないということを知り、少し運動強度を上げた(早足の度を上げた)ところ、また体重も減るようになってきた。
ただ、腹囲を意識して腹筋運動も少し始めたところ、非常に腹筋が弱っていて、自分ひとりでは上半身を起こすことができないほどだったのにはショックを受けた。
今回の検診結果では、確かに内蔵脂肪は大幅には減ったようだが、尿酸値が高いことや、未だ高い数値を示す体脂肪計の数値のように、まだまだ改善する余地があり、また、ウォーキングに面白さを感じていることもあるので、冬場とは言え、現在の生活習慣を保ちたいものだと思う。
追記:12/19(土)の記録
体重計(両足測定)では、それほど高い体脂肪率ではないが。
両腕式体脂肪計では、結構高く、「かくれ肥満」という判定!
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おめでとうございます!ウォーキングの成果ですね。当方は、多忙と寒さに負けて、一日の歩数が四千歩くらいにとどまることも多く、安閑としてはいられません(^o^)/
雨にも負け、雪にも負けて、単身赴任のアパートで「早く春が来ないかな〜」などと言っておりまする(^o^;)>poripori
投稿: narkejp | 2009年12月14日 (月) 20:48
今晩は。ここ20年近くの重い体から、少し軽い体に変貌しました。
メタボリックシンドロームの判定基準の腹囲男性85cm以上、女性90cm以上には懐疑的で、それよりも腹囲が細くても、血液検査の値で、対象者を絞ることは容易だと思いますので、そこで線引きは無意味だと思われますが、それでも自分で、運動で体脂肪を燃焼させて腹囲を縮めてみて、実際に血液検査の結果に如実に現われたのを見て、やはり内蔵脂肪が相当悪影響を与えていたのだろうという感はしています。
まだ、尿酸値という目標が残っているので、気は緩められませんが、人間ドックの結果が出た日には、久々にビールを飲んで、腹一杯食べてしまいました(^_^;) リバウンドしないことが肝心ですね。
投稿: 望 岳人 | 2009年12月14日 (月) 23:10