指揮者のオトマール・スイトナー氏逝去
オトマール・スイトナー氏が逝去されたというニュース記事を読んだ。8日にベルリンで87歳の大往生だったとのこと。
氏については、下記の関連記事で書かせてもらったが、NHK交響楽団の客演指揮者としてFM放送で何度も聴いたことがあり、私にとって唯一の正規のN響のコンサート経験で、ブルックナーの交響曲第8番を聴く機会があった指揮者だった。
東西ドイツの統一とほぼ同時期に事実上の引退をしたことから、いろいろと憶測を呼んでいたのだが、近年、彼の息子さんが監督をつとめたドキュメンタリーが作成され、そこでパーキンソン病を患って闘病している様子が放映され引退の謎が解消したのは、こちらの記事に詳しい。内容は感動的ではあるが大変ショッキングなものだった。
今晩は、最後の手兵であるベルリン国立歌劇場管弦楽団 Staatskapelle Berlin とのベートーヴェンの交響曲全集から 「英雄」を聴いて、ありし日のスイトナーを偲ぼうと思う。
関連記事
2006年11月 2日 (木) モーツァルト 『魔笛』 スイトナー盤
2007年9月20日 (木) スイトナー/SKD モーツァルト後期交響曲集
P.S. 以前 Suitner の名前の発音について書いたことがあるが、
Pronouncing Dictionary of Music and Musicians
によれば、
Otmar Suitner : AWT-mar SVEET-nur だそうで、オートマル・スヴィートナーというのが近い発音のようだ。
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» オットマール・スウィトナーの音楽 [電網郊外散歩道]
先日、ニュースで指揮者のオットマール・スウィトナー氏の逝去が伝えられたところ、多くのブログで追悼記事が掲載されました。LPやCD等の録音はもちろんのこと、多年にわたりN響で指揮をされ、実演や放送等で親しまれてきた音楽家だけに、音楽に向き合う誠実な姿勢がよく知られており、多くの方々に愛され惜しまれたことを如実に示す事実でしょう。
当方も、ここしばらく、通勤の音楽としてスウィトナー指揮のベートーヴェンを聴いておりました。交響曲第3番「英雄」と第6番「田園」です。また、週末には、これまでのN響アワーの録... [続きを読む]

息子さんの制作したドキュメンタリーがあるらしいという話は聞いておりましたが、そういう内容だとは初めて知りました。たいへん驚きました。教育テレビあたりで再放送されないものかと期待しております。
投稿: narkejp | 2010年1月26日 (火) 19:51
narkejpさん、今晩は。トラックバック、コメントありがとうございました。
私もこの放送を見逃してしまったのですが、再放送は2月15日に予定されているようです。是非見たいものです。
こちらのブログに詳しくまとめられております。
http://blogs.yahoo.co.jp/geezenstac/49920793.html
2月15日 (月) 01:00~04:00 クラシック・ロイヤルシート
クラシック・ドキュメンタリー 「父の音楽~指揮者スウィトナーの人生」
追記訂正:NHKブログの情報では
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/2010/01/14/
2月15日(月) BS 2 前2:47~4:30(14日(日)深夜)
クラシック・ロイヤルシート
クラシック・ドキュメンタリー 『父の音楽 ~指揮者スウィトナーの人生』
とのことです。
投稿: 望 岳人 | 2010年1月26日 (火) 19:59