寒かった年末年始
覚悟はしていたが、2009年末、2010年始の帰省は寒かった。
12月30日の午後に出かけたのだが、東信に入り、新幹線駅で下車すると、一気に寒さが身に沁みた。実家での最高気温は恐らく0度Cくらい。大晦日には朝から雪が降り、朝の温度は0度C程度だったが、日中は気温が下がりマイナス2度程になった。室温も、暖房のない部屋で計ると3度Cを下回るほど。廊下のカーペットを敷いていない部分では、霜焼けになりそうな冷たさ。これでも未だ寒の入りの程度の寒さなのだが、ここ数年続いた暖冬傾向よりも寒さが厳しいようだ。寝具には、電気アンカや湯たんぽが必須だった。
東信から北信へは、新幹線でほんの20分ほどなのだが、上田平と善光寺平を隔てる五里ヶ峰トンネルを抜けると、一挙に雪国の風情になる。1月1日に移動したのだが、東信ではチラチラした程度の雪が、北信では本降りだったようで、積雪していた。
2日は、午前中が晴れで、昨年に惜しくも天寿をまっとうしたアカカンガルー ハッチの遺児(未だ命名されていない、オス)に触れ合うことができるということで、正月とは言え開園している動物園を訪れた。雪解けで道も泥濘んだが、カンガルーの背中と尻尾に初めて触ることができた。体毛は非常に柔らかくポワポワという感じ。また尻尾は大変しっかりしており、第五の足といわれるのも宜なるかなというところだった。なお、飼育員の説明があったのだが、カンガルーの体臭は相当強い。触ると手がカンガルーの匂いになってしまうほど。犬や猫の比ではない。動物園では、様々な匂いがするが、動物との付き合いというのは、この匂いとの付き合いだと実感した。
昼頃までは左の写真のように日も照っていたのだが、次第に日の光も弱くなり、寒風に頬や耳が痛いほどの寒さになった。このような寒さをあまり経験したことのない子ども等は、改めて信州の寒さを実感したようだった。
2日の夜までは平穏だったが、3日の未明には知らないうちに降雪があり、短い間に10cmほど積もり、朝から寒さが厳しかった。
今回は3日が日曜日だったため特に短い冬休みで、3が日をゆっくりできるほどではなく、この日に故郷を後に新幹線で帰宅した。指定席は年末から既に満席だったが、始発駅の特権で自由席の座席は確保でき、それほど疲れることなく帰宅できた。ただ、途中駅の上田、佐久平、軽井沢からは多勢の乗客が乗車してきて、通路やデッキまで一杯だったこともあり、長袖下着やヒートテックのズボン下を履いた身には車内は暑いほどで閉口するほどだった。
東京駅手前では、箱根駅伝の選手、関係者がバスに乗車する様子が見えた。今年も新「山の神」の柏原が二年連続で、山登りの5区で大逆転を達成し、その余波もあり、東洋大学が二連覇を達成した。有力大学の、日大や早稲田は振るわなかったが、駒大や山梨学院はそこそこ頑張ったようだ。
関東地方は、曇り空であまり天気はよくなかったものの、やはり暖かい。ただ、この暖かく感じるのも数日だけで、また身体がこの気温に馴れてしまうと、それなりに寒く感じるようになるのが不思議だ。まあ、ヒートテック下着や長袖シャツを着こむことがないことも一因かも知れないが。
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