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2010年2月14日 (日)

旧正月元旦 上村愛子選手惜しくも4位入賞

今日は、旧正月元旦。新暦の昨年2009年は、1月26日。来年2011年では2月3日が旧暦の元旦にあたる。21世紀に入ってから2015年までの旧正月をまとめると次のようになる。早い年で、1月22日。遅い年で2月19日とほぼ一ヶ月の幅はあるが、節分2月3日、立春2月4日を中心とする時期に旧正月はめぐってくるようだ。

旧暦元旦
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寒さは、この頃がピーク(というか底)なのだが、そろそろ春の気配が漂ってくる。賀春、新春という表現については、この旧正月が似つかわしい。(他の季節は、24節季が毎年ほぼ同じ日となる新暦の方が合理的なのだが。)

ヴァンクーヴァーオリンピックは女子のモーグルの予選決勝が日本時間の日中に行われ、テレビ観戦した。

長野オリンピックの時にはヴォランティアとしてこの競技の裏方を務め、生の上村や里谷を見る機会もあり、それ以来この競技にはそれなりに関心を持っている。

今シーズンの調子はいまいちとは言え、昨シーズンの世界女王であり、その前のシーズンのワールドカップの総合優勝者でもある上村愛子の4回目のオリンピックでの悲願のメダルがなるかという関心で見ていたが、惜しくも4位となった。

大きなミスのない滑りと空中演技だったが、唯一スピードが僅かに上位選手に劣ってしまったようだ。それでもこの12年間の精進は素晴らしいものだったと思う。

ただ、長野7位、ソルトレーク6位、トリノ5位、今大会4位と1位ずつのステップアップというのが素晴らしい反面、運に恵まれなかったのかも知れないという感もある。

追記: 2010/2/15  上村愛子選手のブログを拝見した。

新聞記事で、夫君の皆川賢太郎選手が日本の実家でテレビ応援をして、上村選手の結果に対して「上位選手の順位は、天気のようで誰にも予想できない。そのときそのときで変わる運のようなもの」というような趣旨の感想は、自らがトップを競う選手だからこそ言えるものだと感心した。また、ライヴァルでトリノの覇者で今回惜しくも銀メダルのカナダのジェニファー・ハイルの談話にあったらしいが「愛子のターン技術がこの女子のモーグル競技に刺激を与え、進化させた」という趣旨のコメントもライヴァルアスリートゆえの本音の評価だろうと思った。

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