昨日は彼岸の中日 春分の日 前日は春の嵐
1685年3月21日がヨハン・ゼバスティアン・バッハの誕生日。2010年の春分の日は、バッハの満325歳の誕生記念日だった。
前日の3月20日の昼ごろからときおり強風が吹き荒れる嵐で、3月21日の朝方は横浜でも暴風状態だった。
テレビのニュースでは、強風による被害、影響が広範囲であったことを伝えていた。またユーラシーア大陸から黄砂が飛来して、特に午前中は日本全国で視界が数キロという狭さになり、強風とあいまって飛行機の離着陸にも大きな影響があったという。今朝のニュースによると、この低気圧は、「爆弾低気圧」という物騒な名前のものに分類されるほど、急激な発達をしたものらしい。
お彼岸の中日だったが、田舎は春も秋も農繁期のせいなのだろうか、お彼岸のお墓参りの記憶はほとんどないほどで、我が家ではせいぜい牡丹餅、お萩を食べる程度の年間行事になっている。
2006年に東京タワーを見物に行ったときには、芝の増上寺の境内の桜がちょうど開花し始めていたが、ニュースでは今年も今日東京や横浜で染井吉野が開花したという。気象庁が開花宣言をしないと言っていたような記憶があるのだが、観測はきちんとしているらしい。
さて、早朝に列車の日帰り旅行に出かける長男を駅まで送っていき、朝食が早かったので早お昼を食べた後は、次男が大人用の自転車がそろそろ必要だというので近所のホームセンターまで買いに行って来た。数年前、妻のママチャリを買ったのだが、廉価だった割には3段変速付きでタイヤの横腹に当たる重いダイナモではなくタイヤの中心部に発電機が組み込まれている発電機内蔵のもので、それと同等の男性用のを探したのだが、変速が外部変速だったり、古いタイプのダイナモ式だったりで適当なものがなく、結局少し奮発して有名メーカー製のものを買ってきた。乗り比べてみると少し堅牢さが違うような気がする。
その後、午後は未だ取り込み終えていなかった Deutsche Harmonia Mundi 50枚組み の26枚目から取り込みを再開して28枚目まで取り込んだ。折角入手したこのボックスセットだが、真剣に聴いたものはそう多くはない。ミチョランマ状態だ。
iTunesへの取り込みも、作曲者や曲名などをセットものとして統一が取れるようにチェックしながら取り込んでいたり、ジャケット画像をスキャナで読み込んだりしているので、気分が落ち着いて前向きのときでないとどうもやる気がなくなってしまう。
ベートーヴェンの交響曲全集程度の枚数と長さなら、聴きなれた曲ではあるし、演奏に集中できるので、比較的短期間で聴くことができるのだが、ハイドンの交響曲全集にしても集中的に聴いては、相当の間を置かないと再開までに時間がかかるという自分の心理的な傾向があり、今回も2008年6月に購入して、まだ半分もきちんと聴いていない体たらくだ。
それでも改めてリストを眺めてみると面白そうな作曲家、曲、演奏が目白押しなのだから、これは聴かない手はない。
本日の取り込み:
Disc26
・リュリ:ディヴェルティスマン集
スキップ・センペ(指揮&cemb)
カプリッチョ・ストラヴァガンテ
Disc27
・マショー:ノートルダム・ミサ
・ペロティヌス:グラドゥアーレ『支配者らは集まりて』
・作者不詳:コンドゥクトゥス『あわれみ深きわれらの父よ』
・シャンスリエ:『コンドゥクトゥス:言いたまえ、キリストの真実よ』
・ペロティヌス:グラドゥアーレ『地上のすべての国々は』
・作者不詳:『アレルヤ,よみがえりたまいしキリストは』『クラウズラ:死は』
・ペロティヌス:『アレルヤ,乙女マリアのほまれある御誕生』
アルフレッド・デラー(指揮)
デラー・コンソート
コレギウム・アウレウム団員
Disc28
J.S.バッハ以前の聖トーマス教会のカントールの作品集
・ゼバスティアン・クニュプファー:Ach Herr, strafe mich nicht
・ゼバスティアン・クニュプファー:Es haben mir die Hoffärtigen
・ヨハン・シェッレ:Das ist mir lieb
・ヨハン・シェッレ:Ach, mein herzliebes Jesulein
・ヨハン・シェッレ:Barmherzig und gnädig ist der Herr
・ヨハン・シェッレ:Aus der Tieffen rufe ich, Herr, zu dir
・ヨハン・クーナウ:Gott, sei mir gnädig nach deiner Güte
・ヨハン・クーナウ:O heilige Zeit
コンラート・ユングヘーネル(指揮&リュート)
カントゥス・ケルン
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