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2011年9月25日 (日)

小山宙哉『宇宙兄弟』15(講談社 モーニングKC-2038)、光速を越える素粒子?

昨日本屋に立ち寄ったら、『宇宙兄弟』の最新刊が平積みされており、早速購入した。

(以下多少ネタバレ)

14巻には、兄ムッタはかろうじてようやく月基地への滞在クルー選抜への道が見えてきたが、一方初の日本人月着陸、月基地滞在者であり、人命救助の英雄でもある弟ヒビトの、月からの帰還後の精神状態に不安が見え始めたところまで描かれていたが、15巻は弟ヒビトの苦闘が描かれている。

このコミックは、とうとう映画化され、近日公開されるらしい。「はやぶさ」映画も公開されるようで、ちょっとした宇宙ブームだ。

ところで、日本の研究チームが、光速をわずかだけだが上回る素粒子を見つけた(観測した)というニュースが伝わった。実験精度の問題はあるらしいが、これが実在するとなると、タイムマシンも夢ではなくなるというようなことが話題になっている。

アインシュタインの相対性理論の絶対的な前提条件の一つが、光速を越えるものはないというものらしいが、この考え方には、光速に近いスピードで運動している宇宙船の上から、同じ程度速い宇宙船を発進させたら、光速を上回れるのではないかという中学生のころに読んだSFアンソロジー(複数の猿にタイプライターを与えてシェークスピア全集を書かせるというような奇抜なアイデアが満載だったが、もう一度読みたいものだ)に掲載されていた発想で打ち破れるのではないかと考えたことがあったが、それは相対性理論的には否定されているということで、少々残念だった記憶がある。

今回の実験(観測)の検証がどのような結果になるかは分からないが、宇宙の暗黒物質ダークマター、ダークエネルギー問題や、5次元が実在するかの問題と並んで、難解ではあるだろうが、興味は尽きない。

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