コタツヒーターの故障と交換用ヒーター
テーブル兼用の家具調電気コタツは、確か2001年か2002年の冬に購入した。それまで使っていたのは大手電気メーカー製の大型赤外線ランプ式の正方形のコタツだったが、脚部の付け根の固定金具が壊れてしまったので、最寄のスーパーで急遽購入したのだった。ユアサプライムスという販売会社名のもので、このスーパーではこの会社の扇風機などもよく扱っている。さて、このコタツだが、次のシーズンの途中だったか、コントローラーのスイッチを入れても通電しなくなり、当時は交換用のコードやヒーターの存在を知らずにいたこともあり、あれこれ悩んだ末に妻がコードを購入店に持っていって相談したら、このコードには不良交換の依頼がよくあるとのことで、すんなり無料で交換してくれ、それ以来故障なしに約10年間使ってきた。
今シーズン使い始めてみると、ファンの振動だろうか、何かの加減でブーンという振動がコードに伝わるようになったのに気が付いていたのだが、昨年末にたまたまテレビでヒーターのホコリを掃除する方法を紹介していたのを参考にして、ヒーター部分をこたつから外して、蓋を開け、たまったホコリを掃除機で吸い込んだところ、その後暖かさがアップし、ファンの音も静かになったので、掃除の効果があったとほくそえんでいた。ところが、2月17日の金曜日に帰宅してみると、家族からファンは動くが、ヒーターの赤い光が見えなくなってしまい、暖かくならなくなってしまったと言っていたので、確認してみたところその通りだった。その日はやむを得ず、エアコンで暖房をしてしのいだが、当たり前のように暖かいコタツが冷たいのは、こたつ生活を半世紀も続けてきたものとしては、ひどく落ち着かない経験だった。
コタツ本体に貼り付けてあるシールと、添付の使用説明書(説明書・保証書ファイルに保管してあった)を確認してみたところ、「規格にあった温度ヒューズを使用してください」と書かれていたので、先日の掃除の影響もあったりして、恐らくこのヒューズが切れたのだろうとは思い、これを交換すればまだ使えるだろうとは思ったが、長年使用してきているものだし、今の世の中修理費用ほど割高なものはないという印象なので、いっそのことコタツを買い換えようかとも考えたが、テーブルとしてはまだ充分に使用できるもので、買い換えたとしても捨てるには惜しいし、置き場所考えなければならないので、困ってしまった。
そんなとき、以前別件でネットショップを見ていたときに、コタツヒーターの交換部品というのがあったのを思い出し、検索してみたところ、現在使っているヒーターの取り付け部にも合いそうなものが思ったより廉価で、交換も容易らしいのが確認できた。
製品は、メトロ電気工業 こたつ用取替えヒーター(電子コントローラー付きコード付属)。
これまでのコタツの販売会社のユアサプライムスのページから入ってみたら、このメトロ電気工業製のヒーターがリンクされていたので、どうやらOEM製品だったらしい。
また、交換対象の現在のコタツのヒーターの型式も、メトロ電気工業製の古い型式(pdfファイル)で、当時からOEM供給されていたヒーターだったようだ。(実際に2/23に交換するために故障したヒーターを取り外したらやはりメトロ電気工業製で2002年製 made in Malaysiaだった。今回のも made in Malaysia)
交換前のヒーター(故障したもの)
ネットでは、amazon、楽天、yahooなどで購入できるようで、早速日曜日に注文した。送料735円を含めて約5,000円ほど。(その後調べると、同じネットショップでも、ポータルが違うと微妙に値段が異なるようだ。恐らく、ネットショップがポータルサイトへ支払う手数料が異なるのだろう。)
さて、今シーズンは、もう二十四節気の雨水も過ぎたのに、長野県の菅平では、本州の最低気温記録(富士山頂など定住者がいない場所は除外しているらしい)を更新するマイナス29.2℃にまで冷え込むほどで、この一週間はコタツの暖かさが無いのは身にしみた。
その間、やむを得ず、エアコンの暖房のほかに、家族が集まる朝夕の時間帯には、以前使っていた湯たんぽにお湯を入れてコタツの中に置き、コタツの温もりを再現していたのだが、注文品がようやく2/23の木曜日の今日配達され、次男と二人で交換作業をしたら、ほんの10分もかからずに交換が完了して、再び暖かいコタツで寛げるようになった。
県内各地で厳しい冷え込み 菅平、野沢温泉で最低記録を更新 02月20日(月) 19日の県内は、上空の寒気と放射冷却の影響で各地で厳しい冷え込みとなり、最低気温は菅平(上田市)で氷点下29・2度(午前3時42分)まで下がった。長野地方気象台によると、氷点下29・2度は、現在本州にある気象庁の観測地点(富士山を除く)の観測史上最低記録。これまでは、同じ菅平で2001年1月16日に観測した同29・0度が最低記録だったが、11年ぶりに更新した。 菅平高原プラザホテル(上田市菅平高原)の社長、丸山進さん(55)は「普段は凍らない屋内の水道が凍結したり、宿泊客の車のエンジンがかからなかったりと大変だった」。菅平高原に近い上田市真田町長(おさ)の主婦(63)は「肌がピリピリして目覚めた。窓ガラスの結露が全て凍っていて、びっくりした」と話していた。 19日は、野沢温泉(下高井郡野沢温泉村)でも最低気温が氷点下15・5度まで下がり、同地点の観測史上最低を記録した。 長野地方気象台によると、冷え込みは20日朝までの見込み。今後は寒気が北上するため、25日ごろまで気温は平年並みか平年より高くなるとしている。 http://www.shinmai.co.jp/news/20120220/KT120219FTI090011000.html
この交換ヒーターは、以前のものよりも性能がよいようで、暖まり方も素早く、ファンの音も静かだ。なお、同じ会社の製品ということもあり、以前のコタツの電源コードも互換性があるようでつなげてみたところ使えるので、ヒーター自体は粗大ごみで処分することにしたが、コードは予備で保管しておくことにした。
交換後のヒーター
実家の電気コタツのヒーターも、相当年数が経っているはずなので、サイズを確認してみて問題がなければ贈ってもいいと考えている。
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