DIGA BZT600 のDLNAクライアント機能を使ってみた
先日、DIGAのDLNAサーバー機能をPCで使ってみて、十分とは言えないまでも実用性はあると思った(DLNA機能のついた専用機:パナのヴィエラなどのテレビやパナの携帯メディアプレーヤーなどを使えば、面倒さはもっと軽減されているのだろうが)。
我が家では、現在古いオーディオアンプや大型スピーカーは結線もせずに並べてあるだけだが、一応テレビセットを中心にしたAVセンター的な配置にはしてある。
一方、CDをリッピングして保存している外付けHDDとiTunesは、自分のPCでしか動かない。
PCで動くWindows Media Player 12 は、DLNAサーバー機能があり、DIGAはそのクライアント機能もあるというので、DIGAでPCにアクセスして音楽を再生できるのではないかと思いついた。
アップル社の製品群では既にスマートに達成されている機能なのだろうが、一般家電やいわゆるPCでもネットワーク連携の機能が追加されたので、どうも次第に使えるようになってきたようだ。
早速、PCを立ち上げ、Windows Media Player をスタートさせておき、DIGAのお部屋ジャンプ機能(DLNA)をスタートさせてみると、ちゃんとPCがサーバーとして認識され、その中のフォルダ類もDIGAを通じて、テレビ画面に表示された。
早速、音楽フォルダを選び、パブリックフォルダにデフォルトで入っているサンプルミュージックを選んでみたが、ファイル名は表示されるものの、グレーアウトしており、選択しても「再生できません」と表示されてしまう。
それではと、ビデオフォルダに入っている以前編集用に取り込んだ親戚の結婚式のビデオなどを再生してみると、こちらは比較的スムーズに再生された。写真は動作は鈍いものの、きちんとテレビ画面で見ることができた。
あらためて、取説を見てみたところ、下部に小さく注として、音楽は再生できません、と謳ってあった。
残念ながら、DIGAクライアントで、外付けHDDに入っている音楽ファイルを再生しようという目論見は達成できなかった。動画と音声が再生できるので、機能的に音楽が再生できないというのはあり得ないのだが、著作権保護の観点から何等かの規制があるのか、自主規制しているのかどちらかだろう。
もちろんネットワークオーディオを構成すれば問題ないのだろうが。(バッファローのNAS設定での注意がここにあった。)
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