Hybrid SACD盤を購入
以前、2005年2月24日 (木) バルトークとiPodとSACDでちょっと言及し、その後 2009年11月18日 (水)ブルックナー 交響曲第0番 下野竜也指揮大阪フィル 2005年 でSACDとCDのHybrid盤を購入したが、それ以外はまったくSACDとは縁がなかった。狭い集合住宅で、大型スピーカーから音を鳴らして鑑賞するというのは、周囲の環境もあり当分実現しそうもなく、古いアンプはいまだにつないでいないほどなので(少々自嘲気味)。
ところが、最近Googleのリーダーで、あまり訪れていなかったブログを読ませてもらったところ、EMIジャパンがフルトヴェングラーのSACD(そのおこぼれのCDセットボックスを昨年入手した)に続いて、過去の名盤のリマスタリングをSACDにして発売を始めたという。さらに、同じSACDを輸入盤が Signature Collection というブックレット型のジャケットの組み物として、日本盤の数分の1の値段で販売をし始めたというではないか。(日本盤は1枚3,000円、輸入盤シリーズは、2枚組が1,450円、3枚組が1,950円ほど)
その中に含まれていたのが、以前からその音質が悩みだった、「オイストラフとセル/クリーヴランド管のブラームスのヴァイオリン協奏曲」。今回のシリーズはこれに、ブラームスのドッペルコンツェルト(オイストラフ、ロストロポーヴィチ、セル/CLO)、ベートーヴェンの三重協奏曲(リヒテル、オイストラフ、ロストロポーヴィチ、カラヤン/BPO)が組み合わされている。三重協奏曲の方はそれほど音質的には不満は無かったのだが、ドッペルの方もヴァイオリン響ほどひどくはないものの音が割れる傾向があった。
2011年10月 3日 (月) 以前音質的に不満だった音源を聴きなおしてみて(1)管弦楽, 協奏曲(EMI セル)編
2009年2月 5日 (木) ベートーヴェン ヴァイオリン、チェロ、ピアノと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 作品56
今回のリマスタリングをSACDで聞けば、相当その不満が解消されているという期待がある。これまで重複買いをできるだけ避けてきたのだが、このシリーズでぜひ聞いてみたいものもあったので、まとめ買いをした。
ブルックナー 交響曲第8番、第9番 シューリヒト/ウィーン・フィル 2枚組
(届いたディスクが下の写真。左からブルックナー、モーツァルト、ベートーヴェン&ブラームス)
今の環境では、CDレイヤーの部分しか聞けないが、それでもマスターテープからのマスタリングの効果はわかるだろうと期待している。届いたら、じっくり聞きたい。
参考:おやぢの部屋2(ブログ)
EMIジャパンのSACD((公式サイト)
EMI SIGNATURE SERIES (HMVサイト)
なお、ディスクがプラスチックケースや不織布のバッグに入っていないのを心配する向きもあるようだが、下の写真のように確かにむき出しで、紙製のケースに入っている。ただ、信号面の強度は強いはずで、この紙の程度の硬さではディスク信号面に傷がつくことは、あまりないだろうが、他の汚れなども考えて不織布に入れておけば間違いないと思う。
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