吉田秀和氏 逝去
ニュースによると吉田秀和さんがこの5月22日に亡くなったそうだ。98歳だった。ご冥福を祈りたい。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120527/t10015405321000.html
おこがましく思われようが、吉田秀和さんの音楽評論には私淑しており、お元気な長寿を保たれていたので、大変ショックだ。
鎌倉の街を時折散歩されていたとのことで、こちらに引っ越してきてから、鎌倉に遊びに行くたびに、もしかしたら姿を見かけられるかも知れないなどと、ミーハー的に思ったりもしていた。
先の「レコード芸術」の連載記事を走り読みしたのと、最近になってNHKFMの「名曲の楽しみ」を再び聞き始めてラフマニノフを扱った「名曲の楽しみ 吉田秀和です」を愉しみに聞き始めていた。5月26日の放送は、シューベルトだった。
朝日新聞の季刊になった音楽展望も読めなくなって久しかったのだが、この放送の言葉が思いのほかお元気だったので、よけい驚いている。
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追記:NHK-FM BLOG 情報
「名曲のたのしみ」の放送について:年内いっぱい放送
テレビ特別番組:『吉田秀和さんをしのんで』(仮題) Eテレ 6月2日(土)前0:00~1:45(1日(金)深夜)
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関連する自己記事:
自分のブログを改めて検索してみると、「吉田秀和さんがこう書いていた」「こう言っていた」等の記事が相当多い。その中から関連記事を選んでみた。
2009年6月13日 (土) グルダのモーツァルト ピアノ・ソナタ集K.331, K.333, K.545 & K.485 (amadeo盤)
2008年7月23日 (水) 吉田秀和 季刊『音楽展望』 ブレンデルの引退
2008年2月 5日 (火) ヤナーチェク 歌劇『利口な女狐の物語』マッケラス/VPO、ルチア・ポップ、他
2007年7月 3日 (火) 7/1 ETV特集で吉田秀和氏が取り上げられた
2006年10月27日 (金) 吉田秀和氏(93)に文化勲章
2006年4月 5日 (水) 吉田秀和氏 復帰 「レコード芸術」で
2006年1月26日 (木) 井上太郎「モーツァルトと日本人」
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