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2012年5月18日 (金)

その後の牛乳について

2011年9月15日 (木) なぜか牛乳が飲めるようになったという記事で、

もっとも気温が低くなり、腹部が冷え気味になると下痢になりやすくなるので、秋から冬はどうなることかわからないが。

と懸念を書いたのだが、この冬の厳寒にも関わらず、冷たい牛乳を飲んでも腹がゴロゴロする乳糖不耐性の症状はまったく出ず、初夏の現在は多いときには、朝昼晩飲んでいる。

痛風再発以来、動物性蛋白質とアルコールをほぼ摂取しなくなり、動物性蛋白質の方は家族が普通に食べていることはすでに書いたが、最近になって誘惑に負けて少しつまんだりしてはいるものの、いわゆる痛風前の普通の食事をしていたときより、胃腸の具合が悪くなることが大幅に減った。これには食べ過ぎが大幅に減ったことも大きな要因だとは思うが、アルコール飲料を取らないのが大きく影響しているように思う。というのも、飲み会などで泥酔までいかなくても相当飲んだ翌日には決まって、下痢気味だったからだ。

アルコールによる胃腸の不調と、乳糖の不耐性に直接的な因果関係があるのかは、多くの事例を集めてみなければ確かなことは言えないだろうが、私個人としては、急に牛乳が飲めるようになったのと、禁酒が軌を一にしているので、まるっきり無関係ではないとは思う。

なお、別の要因としては、これは完全な憶測だが、牛乳製造の品質管理が、2000年ごろの加工乳による食中毒事件を機にして、多少なりとも改善されたのかも知れないなどとも思っている。最近の牛乳にはほとんど感じないのだが、以前腹がゴロゴロするような牛乳は、きまって独特の臭いがしたような記憶があるのだ。そのような牛乳では、牛乳鍋や電子レンジで温めて飲んでも同じような臭いがしていて、腹の調子は同じようにゴロゴロになった。

思えば、あの事件は古くなった牛乳を回収したものを、加工乳として再利用したもので、食品偽装の走りのようなものだったが、それが明らかになる前にはいろいろなところで同じようなことが行われていたのだろうという疑惑はぬぐいきれない。

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