「ビブリア古書堂の事件手帖」1,2,3 (三上延 メディアワークス文庫)
いわゆるライトノベル系の小説だが、舞台と題材がユニークで評判になっているシリーズ。(古)書店が舞台ということもあり?、新刊書店でも書店員さんの評価がよいらしく、平積みになっている。昨年、1、2が出ていて購入して読んだが、今日3巻が発売されたので、早速読んでみた。
古書、稀覯本について相当よく調べてあるらしく、それをテーマにした事件を、古書店の若き美人店主が、助手役の店主にホの字の店員を助手にして、推理、解決に導くというあらすじ。
気軽に読める内容だが、浅薄ではなく、なかなか読ませる。
ただ、偶然の設定の類似か分からないが、先日「ミレニアム」シリーズを読んで、巻末のハヤカワ文庫のシリーズものの広告を見ていたら、「古書店主クリフ」(ジョン・ダンニング)というシリーズがあることに気が付いた。ネロ・ウルフ賞を受賞しているとのことで、推理小説としてはメジャーなもののようだ。内容は知らないし、どうやら美人店主ではなさそうなので、キャラはかぶってはいないようなのだが。
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