コピ・ルアク を注文
フィンランドの首都ヘルシンキを舞台に小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ という個性派女優たちが出演した不思議な設定の映画『かもめ食堂』でも登場した「コピ・ルアク」というコーヒーが美味しくなるおまじない言葉。
インドネシアではジャコウネコのことをルアク、コーヒーをコピというらしく、そのジャコウネコに関係のあるコーヒーとのことだ。ジャコウネコは、麝香という名前が付けられているだけあり、ムスク系の臭腺を持っているのだという。おそらくその関係でコーヒーに独特の香気がつくらしい。とにかく希少品らしく、コーヒー1杯1万円ほどする場合もあるという。(少々ゲテもの系ではある。)
先週、最寄のコーヒー店が今年も取り扱うという新聞記事が全国紙の地方版に掲載されたので、帰宅時にその支店に立ち寄ってみて「コピ・ルアクを注文したいのですがまだありますか」と尋ねたところ、「新聞記事を読まれましたか?注文受付中です」とのことで、予約してしまった。値段は何と50gで2,400円という高さ。レギュラーコーヒーを買っている他の店は、トラジャコーヒーでも200gで800円前後の値段のものが多いので、それに比べると12倍だ。
ジャコウネコは名古屋城の復元された障壁画にジャコウネコが描かれていたのを発見して驚いたのは、今年の名古屋旅行の記事に書いたが、「かもめ食堂」も今年テレビで見たので、何かと縁がある。 中旬には入手できるようだ。楽しみだ。
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