ヴェルディ オペラ『アイーダ』(抜粋) プライス, ショルティ/ローマ歌劇場
Giuseppe Verdi (1813-1901) Aida
Georg Solti / Orchestra e Coro del Teatro dell' Opera de Roma,
Price(S), Vickers(T), Gorr(MS), etc.
配役:アイーダ/レオンタイン・プライス(S)、ラダメス/ヴィッカーズ(T)、アムネリス/ゴール(MS)、アモナズロ/メリル(Br)、ランフィス/トッツィ(B)、エジプト王/クラバッシ(B)
Preludio 前奏曲 4:05
Act1 - RAMFIS "Si core voce che l'Etiope" 「そうじゃ、エチオピアがまたも戦いを」 1:41
Act1 - RADAMÈS "Se quel guerrier io fossi !"- "Celeste Aida" もしその将軍が私なら ! - 清きアイーダ 4:39
Act1 - AIDA "Ritorna vincitor !" 「勝ちて帰れ」 7:33
Act2 - POPOLO "Gloria all' Egitto, ed Iside" (凱旋の場) 「エジプトとイシスの神に栄えあれ」 3:17
Act2 - Marcia - Ballabile - POPOLO"Vieni, o guerriero vincice" 行進曲 - バレエ音楽 - 「きたれ ! 凱旋将軍よ」 8:25
Act3 - AIDA "Qui Radames verra! O patria mia" 「ここにラダメスはくるはずだわ ! - ああわが故郷」 7:18
Act3 - AMNASRO & AIDA "Ciel! mio padre! Rivedro le foreste imbalasamate" 「まあ、お父様 ! - もう一度、あのかぐわしい森や」 8:03
Act3 - RADAMES & AIDA "Pur ti riveggo, mia dolce Aida" (ナイルの二重唱) 「やっとあえたね、いとしいアイーダ」 3:01
Act4 - AMNERIS "Gia i sacerdoti adunansi" 「あなたの運命を左右する」 6:53
Act4 - RADAMES & AIDA "La fatal pietra sovra me si chiuse" - "Presago il core" 「運命の石が私の上で閉じられている」 - 「あなたの刑を虫が知らせてくれました」 6:49
Act4 - AIDA & RADAMES "O terra, addio" 「さようなら、この世」 5:41
ゲオルク・ショルティの指揮で、珍しくローマ歌劇場のオーケストラと合唱団との録音。録音は1961年。米国グラミー賞を受賞しているという。(ショルティはグラミー賞の常連だったはずだ。)
2010年3月ごろブックオフで見かけて入門用にいいと思い、廉価で購入した抜粋盤だが、苦手意識がわざわいしてこれまで通して聴いたことが無かった。
残念ながらオペラ対訳プロジェクト「アイーダ」には、日本語訳はまだ無い。
録音は古いけれど、デッカ録音だけあり音質は明快でビリつきや歪感も少ない。オペラは、一部の例外を除いて苦手分野なのだが、耳にする機会の多い「凱旋の場」はとても面白く聴けた。よく知っている部分は、言葉は気にならない。バルトークの音楽同様、ある程度は慣れの問題だろうか?
気象庁は、「関東甲信地方、北陸地方、東北地方南部は梅雨入りしたとみられる」と発表した。1か月以上続く雨の季節。毎年早く過ぎてほしいと思いながら過ごしているが、梅雨ならではの楽しみを見つけなければ。そういう意味で、イタリアオペラのスカッとしたベルカントの歌声は梅雨の憂鬱さを吹き飛ばす効果があるかも知れない。
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