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2013年9月23日 (月)

選択肢が多すぎると決まらない

経験則としては、多くの人に覚えがあると思うのだが、「多すぎる選択肢」が提示されると、決められないということがままある。

かつてなら、特に買いたいCDを決めずにCDのメガショップに立ち寄り、あれもほしい、これもほしいと悩んでいるうちに、結局、今回はいいやということになることがままあった。

ネット検索をしてみたところ、

心理的トラップ:選択肢がたくさんあるとむしろ選べなくなる~マネーハック心理学15 2013.04.22 22:00

あまりにも多すぎる選択肢は、結果として合理的な判断を邪魔する可能性もあります。むしろ思考停止を招いたり、非合理的行動に走らせる恐れがあるのです。

消費者の不安心理と消費行動

 選択肢が多いと選べない

多くの商品を並べて好きなの選びなさいと言われると、消費者は選べなくなってしまうからです。これも、先ほどの「すべての消費者が商品の品質を正しく判断 して商品を買っているわけではない」ということと関連します。進化の話で言えば、人類がサバンナで暮らしていた頃は、選択肢が山ほどあったから迷うなんて ことはなかったはずなんです。人間は選択肢が多すぎると、対処できないようになっているんですね。

この三連休は、時間が余っていたので、ブログのデザインを久しぶりに変更してみようと思って、既存の選択肢から選ぼうと思ったが、数十種類もあると試すのにも時間がかかるし、いずれも帯に短し襷に長しに感じてしまい、いろいろ試した結果、結局以前カスタマイズして使ったことのあるものを微調整して使うことにした。最後は、もういいや、という半ば「自棄」気味の決定になってしまった。これも一種の「非合理的」な判断なのだと思う。

なお、ブログのレイアウトは、CSSという言語?を使えば微調整ができるようなのだが、習得するには時間がかかりそうだ。

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コメント

テレフォン・ショッピングというのも、多すぎる選択肢に対して、「これが良いです!」というのを示すことによって、「決めてあげる」ことを武器にしているのではないかと思います。そういえば、以前は「リーダーズ・ダイジェスト」とか「CDクラブ」などのように、忙しい人に代わって選択してくれる会員制サービスがありましたが、まだあるのでしょうか。中学生の頃、祖父に届いていた「リーダーズ・ダイジェスト」を愛読していた記憶があります。「コンティキ号漂流記」や「皇太子と私」などは、これで読んだのでした。「CDクラブ」では、クラシック以外の、ケニー・ドリューなどのCDを集めていました。ダイジェストという機能は、有用だと感じます。

narkejpさん、コメントありがとうございます。自分のことをよく知っている信頼のおけるアドバイザー・導き手の存在が、ことさら趣味の世界では大切なように思いますね。逆に、知識や経験が豊富で、かつ、自分の趣味嗜好に合うような人が(著名人でも、身近な人でも)見つかるかどうかも、ポイントになりそうですね。CDだけでなく、電化製品やディジタルツールなども同じことが言えそうです。

リンク先の記事にもありますが、クチコミのような、どちらかと言うと不確かなものが頼られるということになっているのかも知れません。自由からの逃走ではありませんが、選択の自由が広がり過ぎると、思考停止してしまい、世論や風潮に流されやすくなるということもあるような気がします。

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