プロコフィエフ 交響曲全集 ゲルギエフ/ロンドン響
6月の長男の誕生日に購入した音盤。第7番を聴きたいというリクエストだったので、それでは全集にしようということになった。
蘭フィリップスレーベルではなく、英デッカレーベルが時の流れを感じさせる。
HMVによれば、2006年にフィリップスレーベルから発売されたものらしい。
プロコフィエフ:交響曲全集(4CD)
CD1:
・交響曲第1番ニ長調 作品25『古典交響曲】
・交響曲第4番ハ長調 作品112[改訂版]
CD2:
・交響曲第2番ニ短調 作品40
・交響曲第3番ハ短調 作品44
CD3:
・交響曲第4番ハ長調 作品47[オリジナル版]
・交響曲第5番変ロ長調 作品100
CD4:
・交響曲第6番変ホ短調 作品111
・交響曲第7番嬰ハ短調 作品131『青春』
ロンドン交響楽団
ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)
録音:2004年5月、ロンドン、バービカン・ホール[ライヴ]
意外だが、プロコフィエフの交響曲全集の大物による全集としては、このほかに、小澤/ベルリンフィル、ロストロポーヴィチ/フランス国立管、ワルター・ウェラー/ロンドン響、ロンドンフィルのものなどがぱっと目につくほどで、ソ連時代の大物の指揮者の全集はロジェストヴェンスキーのものはあるようだが、ムラヴィンスキーやスヴェトラーノフ、コンドラシンと言ったあたりはどうも見当たらないらしい。
この内、有名な第1番「古典交響曲」、セルとクリーヴランド管も録音している第5番、「青春」というニックネームで以前ラジオで聴いてやけにメロディアスな曲だと記憶の残っている第7番以外は、ほぼ初めて聴く曲だった。
第2番、第3番は、いわゆる当時先鋭的だった「モダニズム」という言葉を思い起こさせるような不協和音と変拍子の曲調の曲で、ストラヴィンスキーの「春の祭典」に親しんだ耳には、むしろ懐かしいような感触を持たせる曲だった。と言ってもガンガン力で押すような曲ではなく、意外に聴きやすかった。
プロコフィエフの曲は、ピアノ協奏曲もヴァイオリン協奏曲もあまり親しめないでこれまで来て、せいぜい古典交響曲、キーゼ中尉、ロメオとジュリエット、ピーターと狼程度の入門曲でとどまっていたが、第2、第3交響曲などは先入観が無いためか、意外にすんなり親しめる感じだ。ショスタコーヴィチの「戦争交響曲」「革命交響曲」群よりは、相性はいいようだ。
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