NHK 下期のテレビ英会話 「しごとの基礎英語」
以前別のブログで、少々先駆的かと自負していた写真と俳句や短歌をコラボするもの(doblog 身近な風物を写し俳句和歌を詠む2005年閉鎖)をやっていた。
そこまでの手間はかけられないが、先日からほんの真似事で俳句を作り始めた。
三日月を友に歩ける秋の宵
さて、表題のテレビ番組、
https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/jobkiso/
は、とてもユニークな英会話講座だと思う。
去年、今年前半の「おとなの基礎英語」もドラマ仕立てで新鮮なものだったが、ドラマの設定が少々現実感を欠くようになってきたように感じてきて、録画しておいた番組も次第に見なくなってしまった。
下期の講座にあたる今回の番組では、篠山輝信(しのやま あきのぶ、写真家の篠山紀信と南沙織の息子)が「人身御供」となり、本当にそのような役割を強いられているのかかどうか分からないが、ある会社の会社員役の篠山氏だけには台本が与えられず、周囲の英語環境の中で、いきなり投げかけられる「しごと」で使える英会話をしなければならないというミッションが与えられ、いわゆるアドリブで英語での応答をする、というもの。
その動画を見ながら、篠山氏とレギュラーコメンテーターがやり取りをして、最後にあの「一億人の英文法」の大西教授が解説者になり、適切な受け答えを示す、というスタイル。
視聴者が、ロールプレイング的に登場人物になりかわり一緒に考えられるというのは、これまでになくユニークだ。
台本なしでの、英語でのアドリブ演技というと、いわゆる「いじり」のたぐいにも思えるが、篠山輝信はよくやっている。
ただ、これから彼が場を重ね経験を積んでいき、さらには番組外で英語力を磨くことで、「正解」連発になったりすると、視聴者のサンプルとしての意味合いが少しずつ薄れてしまうのではなかろうか?また、「演技」でわざと「不正解」を入れたりすると、それも目の肥えた視聴者には見抜かれてしまうのではなかろうか?
英語の学習とともに、その意味でも面白いかも知れない。
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