何が功を奏したか? (痛風対策:尿酸値の減少)
生活習慣病とメタボリックシンドローム。中でも痛風(高尿酸血症)対策の試行錯誤の一つとしておこなってきた まねごと糖質制限食の半年試行錯誤。
半年で減量約5kgで、ダイエット本やダイエット記事ほどの劇的な効果はなかったが、相応の減量に成功し、BMIも標準値の上限以下になった。(ただし、まだ腹囲は標準値を切れずにいる点では、善玉コレステロールがあまり向上できていないのもそうだが、有酸素運動が不可欠のようだ。)
その成果を見るために、今週血液検査を再度受け、今日その結果の報告を受けた。
尿酸値は、検査結果が残っている35歳時の検診(7.0だった)以来、初めて上限の7.0を下回ることができた。
今回の検査では、中性脂肪も対象だったのだが、それも1月、4月に比べて劇的に下がり、過去最低レベルまで減った。
ただし、尿酸値と中性脂肪の相関関係はそれほど単純ではないようで、2000年の夏に初めての痛風を経験したときには、その直前の中性脂肪は、それこそ残っているデータの中では最も低い値だったのだから、中性脂肪値の低さは必ずしも尿酸値を下げるとは限らないようだ。
2011年12月26日 (月)5ヶ月継続した食餌療法と健康診断結果
尿酸値と中性脂肪との関連は過去の健康診断の結果では、中性脂肪が高いとその翌年の尿酸値が高くなっているというように時間間隔をあけての連関性があるようなのだ
これまで、様々な他の検査要素とも比較したのだが、尿酸値と相関があるデータがなかなか見つからないでいる。
尿酸値の低下に影響を最も与えたのは、ビタミンCの規則的な服用と、クエン酸溶液の摂取ではないかと推測している。今回新たな取り組みだったためだ。
尿酸は、ビタミンCを体内で合成できない人類にとっては有益な抗酸化物質でもあるという。尿酸が血液中に多くあるということは、それなりの意味があるのかも知れないのだが、ただし、高すぎると痛風などの弊害が大きいため、それに代わるものとしてのビタミンCサプリメントを服用することによってどうなるかの試行錯誤だった。
クエン酸は、尿酸の排出に役立つということで、食品用のものがあったので、先月来ふと飲み始めた。
ビタミンCとクエン酸のどちらの効果があったのかは分からないが、このまま尿酸値を低い状態に保っていきたいものだ。
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