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2024年3月20日 (水)

Chromebookを2週間ほど使ってみて

Chromebookを3月4日から2週間ほど使ってみての感想。

デビューの記事をアップして追記で追加の感想をアップしてきたが、とりあえずの総括を。

1. テレビや電子レンジのように家電感覚で気軽に使えるということが一番のポイントだろう。スイッチオンすれば直ぐに使えるようになり、スイッチオフすれば直ぐに切れる。ディスプレイを閉じればスタンバイになり、開けばすぐ使える。(もちろんロック画面の設定をすれば、勝手に誰かに使われる恐れは少ない。)

2.OSのUpdateもバックグラウンドでほぼ自動的に短時間で行われる。我が家の古い低スペックのWindowsPCではマンスリーアップデートが来ると、その間はほぼ使い物にならなくなるほど(2年ほど前家族が買った新型のWindow11は高スペックのためそのような弊害は少ないようだが)。それに関連して、コンピュータウイルスなどマルウェア対策がWindows機ほどには(今のところ)不要なようで、その分軽い。

3.クラウドとローカルの違いを意識せずにシームレスで使える。WindowsのOneDriveよりも直感的に使いやすい。但し、ローカルでの作業に制約があるようなので、その分はトレードオフ関係なのかも知れない。

4.IMFが優秀なのか仮名漢字変換での変換候補も有力候補が上位にリストアップされるので、文章入力もストレスない反応時間で、流行遅れの言葉だが「サクサク」と進んでくれる。考えたことがそのまま文章にできる感覚で、大したことを書いているわけではないが、入力に集中できる。(キーボードの割当がWindowsと異なるのは慣れしかない。)

5.同じ回線を使っているとは思えないほどWebブラウジングのスピードもWindowsPCに比べて大変速いので、イライラが抑えられる。(その分、つい使いすぎてWifiの通信量が増えるのだが。)

6.CPUに空冷ファンがなく、ストレージが回転系のHDDではない固体メモリなので、PCからの騒音が全くといっていいほど出ない。廉価ヘッドフォンで直接PCから聴くという廉価な組み合わせでの音楽鑑賞だが、以前よりも再生音の音質が上がり、音楽鑑賞が楽しい。(但し、データベースとして優秀なiTunesが使えないのがネック。大した手間なく移行でき、データベース的な管理ができる音楽プレーヤーがあればいいのだが。)

7.動画編集やウェブ会議などの重い作業用にChromebook Plusが発表されたというが、今のところそのような作業を行わないので、これで十分。

8.バッテリーの持ち時間が長く、80%の電池に優しいアダプティブ充電設定でも、AC電源を抜いたバッテリー駆動で7時間ほど無充電で使えると表示されるので、デスクからコタツに持っていくなど気軽に使える。筐体も軽いので外に持ち出しも可能(ただし、LTEデータ通信対応ではないので、外で通信する場合にはスマホのテザリングが必要となる:試しにテザリングをしてみたら使えるが、スマホの電池とデータ通信量が大変なことになりそうだ。)

欠点についてもいくつか挙げたが、このPCの特徴であるタブレット的な使い方なども含めてまた別途まとめてみたい。

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